No62|プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神

哲学・思想

「時は金なり」ということを忘れてはならない。自分の労働で1日に10シリングを稼ぐことができる者が、半日出歩いたり、何もせず怠けていたら、その気晴らしや怠惰のためには6ペンスしか使わなかったとしても、それで出費が全てだと考えるべきではない。実際にはさらに5シリング使った、というよりも捨てたのである

ベンジャミン。フランクリン
  • これが資本主義の倫理(エートス)であるとヴェーバーはいう
  • 「正当な利潤を組織的かつ合理的に、職業として追い求めようとする心構え」を資本主義の精神と呼ぶ
  • プロテスタントの人々は、仕事に全力を尽くすようになります。労働に夢中になれることが、来世で自分が救われる確証を得ることになる。夢中で働けば働くほど、お金が貯まる。つまり資本が蓄積されていきます。

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