自由論で語られることは、簡単にいうと「自由とは何なのか?」ということです。
なぜ膨大な文章でミルは「自由」を考えようとしたのか?と思う方もいるかと思いますが、「自由」という概念は、非常に曖昧な概念だからです。
例えば、「経済的に自由である」と言った場合は、どのような状況なのでしょうか?人によっても程度は異なるでしょう。また「言論の自由の侵害である」と言っても、その自由とは「どの程度の自由」を保証しているのでしょうか?
**「政治」や「経済」をどう動かしていくのかを考える前に、そもそもの人間の「自由」について哲学的な結論を導く必要がありました。**今でこそ憲法に「言論の自由」が記載されていますが、「自由」が定義されなければ制度を作ることができません。哲学は様々な領域の基礎的な土台となることが理解できるかと思います。
そのため、この「自由論」は、政治学や経済学などに多大な影響を与えることとなりました。
人々の個性を伸ばすことが社会全体の幸福度をあげるための方法。要は変わった人になれということ。


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