No63|たった1人の熱狂

ビジネス

①仕事に熱狂する

何かに入れ上げなければ転職には出会えない

自分を痛めながら何かを仕上げる。生き方の集積が全てを決めるのだ。

学歴なんか関係ない

どこまで自分に厳しくなれるか。相手への想像力を発揮できるか。仕事の出来はこうした要素で決まるのであって、学歴で決まるわけではない

なぜ仕事に熱狂するのか

生の虚しさを紛らわせる要素は、せいぜい①仕事②恋愛③友情④家族⑤金の5つしかないと思う。

仕事とは後戻りできず、一方通行で死に向かっている虚しさを紛らわす重要な要素。

結果が出ない努力は意味はない

圧倒的努力とは何か。人で寝てる時に寝ないで働く。人が休んでいる時に休まずに動く。どこから手をつけたらいいのか解らない膨大なものに、手をつけてやり切る。憂鬱じゃなければ仕事じゃない。毎日辛く、毎日憂鬱な仕事をやり切った時、結果は厳然と現れる。

「その年、1番努力をした人がその年の賞金女王になると考えた方がいいと」「あなたが35位なら、あなたの苦しい努力は35番目だったんだ」と。結果が全ての世界なんだからそう考えるしかない。

トレーニングで心身をいじめろ

身体がだらしなく弛んでいる状態では仕事という戦場で闘えないから、僕は今日も体を鍛える。

一休みなんかするな

絶対に後悔を残さないために、1回限りの人生で何もかもやり切ってやる。そう決意して悲痛なまでに全力投球したとしても、それでも「ああ僕の人生にはまだまだやり残したことが山ほどある」と満足できないだろう。

自己検証・自己嫌悪・自己否定なき所に成長なし

あなたの一番のセールスポイントはなんですか?と問われれば、僕は自己嫌悪ですと答える。僕は自己嫌悪になっていることを自覚できない人間は駄目だと思っている。

自分はまたしても駄目な人間になってしまったと自覚するからこそ、人は永遠に戦い、永遠に成長し続けられるのだ。

②圧倒的結果を出す

無知を武器にしろ

無知は恥ずべきことではない。無知であり無謀であればこそ不可能を可能にする闘いに挑戦し、この手で鮮やかなブランドを創出することができるのだ。

毛沢東の革命の3原則は①若いこと②貧しいこと③無知であること。僕はこれに④無知であることを加えて、「革命の4原則」と呼んでいる。無知だからこそ、とんでもない発想が生まれるのだ。

言葉を獲得しろ

大衆が腹の中で抱く隠れた欲望を、根源的な欲求を露呈させ、そこに突き刺さる言葉を矢のように打つ。

言葉がなければ思考がない。思考がなければ人生は拓けない。言葉によって人生の突破口は開かれる。言葉を獲得した瞬間、思考は深まり、君の仕事は数十万人、幾百万人の元へ確実に届くようになる。

己の名を上げろ

キャラクターとブランドを確立するためには、自らの身体から吹き出した血で旗を染め、その旗を高々と掲げるしかないのだ。

癒着に染まれ

人脈は一朝一夕で出来上がるが、癒着は決して一朝一夕では成立しないのである。

異物を飲み込め

妥協して付き合うのでもなく異物はガリガリと噛み砕き、ゴクリと飲み込む。異物を飲み込めない人に進化はないと思うのだ。

人たらしになるな。人さらにいなれ

感想を伝えることというのに無頓着な人とは僕は付き合えない。感想を伝えることは、人間関係の最初の一歩だ。

小さなことこそ真心込めろ

小事が大事、一時が万事である。同じ起業家の中でも、100万人に1人の爆発的な成功者はとても神経が細かい。小さなことを大切にし続けてきた結果、彼らは誰もが羨む大きな成功と富を手にしたのだ。

仕事ができない人間の共通点は自分に甘いこと。思い込みが強いこと。小さなこと、片隅の人を大事にしないこと。約束を守らないこと。時間に遅れること。 他者への想像力が足りないこと。

安目を売るな。痩せ我慢しろ

「自分で汗をかきましょう。手柄は人にあげましょう。そしてそれを忘れましょう。」この言葉を僕は胸に刻んでいる。

結果が出たらゼロに戻せ。

<もう一度ゼロに戻したい。もう一度一つ間違えれば地獄へ行く薄氷を踏んでみたい。そんな思いで幻冬社は出発しました。逆に言えば、幻冬社の社員一人一人の問題として、今の自分に否定形の「NO」を言い続けるためにも>

何も持たずに常にひりついているからこそ、大胆に攻められる。

③起業は甘くない

現実と格闘しろ

覚悟を持って現実と格闘した先にしか大きな結果はない。「覚悟」とは、このためにはしんでもいいと心に決めることである。

理念なんかいらない

極端を言えば起業家に理念なんていらない。この仕事なら自分は無我夢中に働けるという仕事に懸命に取り組む。圧倒的努力を費やし、結果を出す。結果が出た時に初めて実はあの時僕はこういう理念を持っていたんですよと言うぐらいでちょうど良い。さらに言えば、理念なんて後付けで作ったって構わないのだ。

③切なさを抱えて生きる

死ぬまで正面突破

自分が否定し続けてきた資本主義の世界で、徹底的にのし上げってやろうと決めた。だから僕は、自分が忌み嫌った俗世間と、なんとしてでも折り合いをつけなければならない。

野心なんか豚に食われろ

僕に野心などない。結果を出すことだけが僕にとっては善なのだ。薄っぺらな野心や野望など豚に食われろと思う。僕は山の麓の太った豚のような人生は送りたくなくない。

「麓の太った豚になるな。頂上で凍え死ぬ狼になれ」

大金は心身から血を吹き出しながら戦って勝たなければ得ることはできない。

無名の人の重みを感じる

エグゼクティブや有名人に囲まれた華やかなシーンで仕事をしているからといって彼らのことを軽んじたり、思い上がるような傲岸な人間にはなりたくない。僕は彼らの重みを心のどこかでいつも感じながら東京で戦いたいのだ。

メモ

千日回峰行 (比叡山)のエピソードが心に刺さった。やはり人間の根源は受苦的存在なのかもしれない。いかに苦痛を感じながら生きれるのか。ここにフォーカスして20代折り返し生きていきたいね。

「往く道は精進にして、忍びて終わりきなし」

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